|
| トップに戻る |
|
|
人類史上初の『無暖房住宅』を実現させた、 |
| ■「壮大な失敗」から出発した、『無暖房住宅』への道程。 古人が洞窟で焚き火をした時代から、暖炉、そしてセントラル・ヒーティングやエアコンへ。人類史上、住まいには“暖房”がつねに必要とされてきました。 ところが、北欧のスウェーデンの地で、“全く暖房を必要としない住宅”を実現させた建築家がいます。彼の名は、ハンス・エーク。 第1次オイルショック後、彼は仲間と建築設計事務所を立ち上げて、「環境に配慮した住宅を建てて欲しい」という依頼を受けました。しかし、ソーラーパネルや蓄熱器、ヒートポンプと24個の換気弁など、とても複雑な構造となってしまい、大失敗に終わったのです。 ![]() ▲講演中のハンス・エーク氏(右)と、通訳の友子・ハンソン氏(左) ■シンプル・イズ・ベスト。結論は『外断熱』と『熱交換換気』の充実。 依頼人からの「ハンス、私たちは“こうすべきでない”という例を集められたのよ。今後きっと役に立つわ。私は後悔していません」という言葉に救われ、奮い立った彼は『建築物理学』の観点から“家そのものの熱の損失を防ぐべきだ”という、シンプルな発想に立ち返ります。複雑なメカニズムに頼ることなく、究極の省エネ住宅づくりを実践しました。 その建築哲学は人類史上初の『無暖房住宅』というカタチへと見事に結実し、現在、住民に快適かつローコストな暮らしを提供しています。研究の着想やプロセス、試行錯誤など、具体的な内容については、来日時の講演にて、ぜひお確かめください。 ![]() ▲無暖房住宅 ![]() ▲無暖房住宅3 ■日本でも『外断熱』について考える、大きなキッカケに。 開放的な木造住宅から、高気密と断熱性を備えたコンクリート住宅へ。高度成長期、そしてオイルショック後の日本の住宅事情の急激な変化は、大きな課題を孕んでいます。 その第1は、「ほぼ99%のコンクリート建築が“内断熱”で施工されている」ことにあります。室内側に発泡ポリウレタンなどの断熱材を吹き付けるこの工法は、欧米では今や「あり得ない」非常識なものです。一方「コンクリート建築全体を、断熱材で覆う“外断熱”工法」は、環境のため、そこに住まう人の快適さのために、当然の事として採用されています。 今回のハンス・エーク氏の講演が「かけがえのない地球環境を守る」視点から、「外断熱」「省エネ」さらに、「断熱資材」や「高性能サッシ」について考える機会の一助となれば幸いと考えます。 EiPC外断熱推進会議
|
|
| トップに戻る |
|