外断熱推進会議主催「第四回外断熱技術セミナー」の報告

   3月25日(木)に、外断熱推進会議の事務局がある、機械振興会館のB−3階2会議室において「外断熱マンションの冷暖房設備について」をテーマに「第四回外断熱技術セミナー」が開かれました。
  外断熱による分譲・賃貸マンションの企画・設計・施工・販売に関っている方を対象にした、実践セミナーセミナーです。
  第一部は、三建設備工業(株)つくば研究所所長工学博士の岡崎俊春さんが、1995年にご自身が建てられた、外断熱マンション〜ラクール習志野のデータを交えながら講演されました。
岡崎俊春さんの講演内容
・空調設備の目指す目標は、1. 第一に,居住者の満足,快適環境の維持にある(高齢者も増え,健康志向も高まっている) 2. そして,結局は外断熱マンションの資産価値を維持継続することにある
・何がそのエッセンスか、どうすればそれが可能な設備になるのか、と言いますと
1. ぬるい冷温水で冷暖房する,つまり低エクセルギー冷暖房を活用すること(24h運転が基本)
2. 適切な除湿を併用すること
・低エクセルギー冷暖房(Low Exergyシステム)の実現方法は  
1. 放射冷暖房パネルに,高温冷水/低温温水を流す  
2. 熱源装置は,最も望ましいのは,井水利用を併用した水蒸気圧縮式ヒートポンプ
・除湿には、一番いいのはリキッドデシカントです(次回の外断熱技術セミナーで紹介します。)

第二部は、ピーエス株式会社常務取締役で工学博士の平山禎久さんが、自社の輻射パネルヒーターによる冷暖房システムについて講演しました。
  参加者のなかには、「パネルヒーターには温水を流すもの」と考えていたが、冷水を通すことで輻射冷房が可能との説明に驚いたかたもいました。
  第三部は、三建設備工業(株)つくば研究所の山田義昭さんから、東京都内に建てられた11階建ての外断熱マンションをモデルとして、温熱環境のシミュレーションデータを発表しました。

information
□4月下旬には、「外断熱マンションの夏対策〜除湿空調計画」
□5月下旬には、「外断熱賃貸マンションの設計計画と運営」
□6月下旬には、フラウンホーファー建築物理研究所・日独セミナー
「サスティナブル・ジャパン〜地球環境と私たちの生活」を東京・京都・札幌で開催します。
また、7月7日(水)に、キュンツエル博士を講師として招いて、非定常熱湿気同時移動ソフト "Wufi"のセミナーを計画しています。 http://www.wufi.de/index_e.html


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